2006年09月26日

スキップ

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販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] スキップ
[著者] 北村 薫
[種類] 文庫
[発売日] 1999-06
[出版社] 新潮社

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17歳の力が25年の時空を超えて、動き出す。

わたし一ノ瀬真理子は17歳、千葉の海近くの女子高に通っている。9月、大雨で運動会の後半がお流れになった夕方、わたしは家の八畳間で一人、レコードをかけ目を閉じた……目覚めたのは、桜木真理子42歳。夫と17歳の娘あり、高校の国語教師。わたしは一体どうなってしまったのか。「独りぼっちだ」でも、わたしは進む。
心が体を歩ませる。顔をあげ、「わたし」を生きていく。


うたた寝から覚めたら17歳から42歳へ。

到底ありえない展開で、(42歳時の)家族も信じてはくれません。

ですが、そのうち家族も真理子の主張を信じていました。

私も「42歳の真理子が17歳からの記憶をなくした」というより

「17歳から未来へ来てしまった」方を信じてしまいました。

同い年の生徒に授業をしたり、(心は17歳なのに)突然

「ババア!」と怒鳴られたり想像つかない苦労と傷心の連続

だと思います。でもその現実を受け入れようと前進する。

こんな強い17歳いるか?と疑問に思いつつ、もし私が

主人公より10歳も上なのに、今突然42歳になっても

前進する強さはありません。けど、例えスキップしなくても

中身は大して変わりなく、老いているだけなら

スキップしたの変わらない、と思うと怖くなりました。

17歳から10年後の今、もしスキップしてたら困るほどの向上は

どれくらいあっただろうか、あれ、1つでもあったか?

と我が身が心配になります。

14年後、私はスキップせずとも42歳になります。

スキップしなくて良かった、と思える生活を送らなくては

と悔い改められた1冊でした。


・・・・あとはこの気持ちがいつまで保てるか、ですたらーっ(汗)







posted by シロ at 11:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 本のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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